 ラクトフェリンとは主に乳に含まれるタンパク質の一種
人の母乳、牛乳、山羊乳などの乳(特に初乳)に多く含まれ、唾液や涙、血清などの体液にも含まれる多機能タンパク質です。 鉄と結合する性質があり、ラクトフェリンの名前もこの性質に由来しています。かつては赤色タンパク質とも呼ばれていました。
また、同じラクトフェリンでも、人の母乳由来のものと牛乳由来のものとは別種とのことで、そのあたりを区別するために、多くの論文では人の母乳由来のラクトフェリンを「ヒトラクトフェリン」、牛乳由来のラクトフェリンを「ウシラクトフェリン」と記述しています。
私たちの体にいろいろと有益
すべての哺乳動物は、母親の母乳の恩恵にあずかります。 生まれてすぐの赤ちゃんの弱い体を最初に養い、外的から守るのが母乳です。つまり、母乳には、私たちを含め哺乳類の体の初期段階を形作るに欠かせない多くの成分が含まれています。 その中のひとつがラクトフェリンです。 ですので、当然、私たちの体に有益な様々な効果を期待することができますね。
今後の研究成果に期待
ラクトフェリンには、抗菌、抗炎、抗がん、免疫機能の好転など、人体を守る様々な効果の存在が明らかになっていますが、安全性に関するデータは、今のところまだ十分にそろっているとはいえないようです。 ですから、今後、ラクトフェリンの実態がさらに明らかになり、現段階ではまだ実証されていない効果も、今後の研究で証明され、副作用に関するデータもさらに集まれば、現在重病とされる様々な病気、疾患に効果的に用いられるようになり、より有益な成分として活用されてゆくのだと思います。
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